張五飛という男
張五飛(156cm 46kg)「お前ネットで俺のこと馬鹿にしてたよな?」
やたらネットでネタにされがちな張五飛くん(15歳)。
「攻略本でボロクソに言われる奴」
「女性蔑視のくされチャイニーズ」「正義のヤベー奴」
「ごひ」「加藤機関五番隊隊長」「人間爆弾ごひ」
「スパロボでいつも敵でウザい(友人談)」「ハゲ(友人談)」
悲しいですね。
今回は、張五飛くんへの皆さんの誤解を解いて行くと共に、どうしてこんなことになってしまったのかを紹介していきたいと思います。
今回はガッツリネタバレします。
張五飛という男
ガンダムW本編を見ている皆さんならご存知だと思いますが、彼はやたら正義にこだわったり、「女か…。だから甘い」や「俺は弱いものと女は殺さない」といったような今盛り上がりを見せているフェミ界隈に全力で喧嘩を売っている様な発言が目立ちます。
フェミ界隈に囲まれる五飛。
しかし、これには張五飛くんの悲しい過去に原因があるのです。
実は彼、元は正義に興味もないメガネの似合う超インテリボーイでした。
めっちゃメガネが似合うインテリ五飛 。
学者の道を考えていた五飛ですが、一族の掟により、自分のことを「ナタク」と呼び、正義にこだわるだいぶ危なそうな娘の妹蘭と結婚することになります。
アナルが弱そう。
考えの違いや掟によって決められた結婚ということもあり、妹蘭が五飛に喧嘩を売りに行ったり(結果は五飛の圧勝)、五飛が持ち前の頭脳を駆使して論破しようとしたりするのですが、妹蘭の考えは変わらず、力で圧倒しても折れない正義に徐々に五飛の考えは変わっていきます。
そんな日々を過ごしている中、五飛のコロニーのL5コロニーにOZが攻めてきてしまいます。
OZからコロニーを守るため、妹蘭はトールギス始龍で出撃。
あのトールギスなので、ガンダムパイロットでもなければ、変態糞バロンやエレガントな人でもないため、奮闘したものの殺人的な加速で重症に。
その後妻を守るため、未完成のシェンロンガンダムで出撃した五飛に助けられるのですが、傷は深く、好きだった花畑に連れられた後命を落としてしまいます。
悲しいなあ…。
この妹蘭を死をキッカケに意思を継ぎ正義に生きる事に決め、妹蘭が守ったシェンロンガンダムをナタクと呼ぶようになります。
ここまで読んだらわかっていただけと思うのですが、前述した女性蔑視の様な発言は二度と妻の様な悲劇を繰り返したくないという気持ちがあったからなんですね。
その後、真のオペレーション・メテオ(簡単に言うと自分のコロニーを地球に落とす)が発案されます。
実はシェンロンガンダムの開発者である老師Oは5人の博士の中では唯一真のオペレーション・メテオに反対の姿勢を取っていませんでした。
そのため、妹蘭の好きだった花畑を守るため、シェンロンガンダムで五飛は単身地球へ降下。男ですよこいつは…。
後はガンダムW本編に繋がっていきます。
悲しきストーリー変更
まあ、ここまで長々語ったんですけど、
一切TV版では語られないんですよね。
5人のガンダムパイロットの中で1人だけトレーズの策を見破ったり、補給してくれた人達に敬語でお礼を言ったり、頭の良さや育ちの良さを示すシーンはいくつかあるんですけど、なんでナタクと呼ぶのか?そもそも結婚してたいたという事実すら描写されていません。
その理由は途中で監督が交代してしまい、ストーリーに変更があったせいであるようです。
当初の予定では各パイロットの過去が語られる予定だったのですが、それがなくなり、なんか正義、正義うるさい奴、ナタク(笑)みたいな感じになってしまったんですね。
悲しいなあ…。
諸悪の根源スーパーロボット大戦
これくらいでネタにされるか~~~~~?と思った皆さん、鋭いですね。
ここまでネットでネタにされるようになったのはこのゲームのせいだと私は考えています。
そうスーパーロボット大戦です。
このシリーズの五飛の扱いがスゴいことになっています。
彼の初登場は1997年発売のスーパーロボット大戦F、F完結編から。
彼が仲間になるのはF完結編終盤からになるのですが、このF完結編、カツとNT以外のガンダム系パイロットは人間扱いされないというバランスだった為、NTでもなんでもない五飛が戦力になるわけがなく、攻略本でボロクソに書かれてしまいます。
有名なボロクソに書かれる五飛。
まあ他の4人もNTでもなんでもないんでクソザコなんですけどね、初見さん。
そして、ガンダムW系はパイロット同士で乗り換えができるのですが、五飛だけはアルトロンガンダムに他のパイロットを乗せた場合、不貞腐れたのか二度とアルトロンガンダムに乗れなくなるバグがあります。
更に、ストーリー上において肝心のトレーズとの因縁はなしという散々なデビューになります。
その後も五飛くんはネタを提供してくれています。
単身敵のボスに挑み、あっさりやられ洗脳されて敵になる五飛。(スパロボ64)
ストーリーでラインバレルの加藤機関五番隊隊長になり、あまりに馴染みすぎたり、別作品のラインバレルのキャラを説得できたりしてしまった為、コラ画像が作られてしまう五飛。(スパロボL)
ナタクのフル改造のボーナスが自爆(自分のHP分のダメージを与える)した時にHPが1残るというものだった為、人間爆弾にされる五飛。(スパロボAP)
EWのストーリーがスパロボで扱いやすいため、毎回とりあえず敵にまわる五飛。
小隊制の場合、単機では微妙だが、小隊に入れると有用な精神コマンドを持つキャラを「ごひ族」と呼ばれるようになってしまう五飛。
etc、etc……
これもうネタにされても仕方ねえな
こんなんじゃ五飛じゃなくてごひですよごひ。
そんな彼でも最近のスパロボだといいところも見せています。
ギアスの天子に結婚について熱く語る五飛。(第2次スパロボZ)
妻を亡くしている彼が言うと重いですね、これは重い…。
最近だと、妻を亡くしているという部分がクローズアップされているので、今後もこのような方向性でイメージアップをしていってほしいですね。
如何だったでしょうか。
長くなってしまいましたが今回ので張五飛くんが様々な要因が積もり積もってネタキャラになってしまった悲しいキャラであることがわかっていただけたと思います。
そんな五飛くんが大活躍するガンダムWのTV版はバンダイチャンネル等で配信中なので、見た人も、まだ見てない人も是非チェックしてみてください!!
おらもう五飛
おすすめアニメ:ガン×ソード編
なんかPSO2の記事を書くとヘイト記事にしかならないし、実は7月頃からプレイしなくなってしまったので、今回はおすすめアニメを紹介しようと思います。
痛快娯楽復讐劇
今回紹介するアニメは『ガン×ソード』です。2005年に放送したアニメで、全26話になっています。
監督は『スクライド』等の谷口悟朗さんなので個性的なキャラが多く、キャラデザは『コードギアス』等の木村貴宏さんなので結構エロいです。
暴力が溢れるボンクラ達の理想郷「惑星エンドレスイリュージョン」でお嫁さんを殺した相手を殺すため復讐の旅に出たヴァンと、とある村で助けた少女ウェンディのストーリーというのが大まかなあらすじ。
あらすじを見て分かる通り「復讐」の話ですが、陰鬱な感じはなく、全体的に明るい雰囲気で話が進みます。
この手のでありがちな「復讐は正しいのか?」「復讐は虚しいだけ」といったようなことでウジウジ悩むことはなく、うるせぇ、死ね!といった感じで初志貫徹してくれるので、見ていて中々気持ちがいいです。
また、非常に細かい伏線や設定が散りばめられていて、後の展開や世界観考察において無駄な話が1話もないというとんでもない事になっており、ちょろっとしたセリフで設定を説明してたりするので油断できなかったりします。
それでいて大体の伏線は最終話できちんと回収されるので素晴らしいの一言。
1回見終わった後にもう一度見直すと新たな発見があったりして非常に面白いです。
ネタバレをしないで説明するとなるとここが限界のため、バンダイチャンネル等で配信しているのでお盆休み中の社会人の皆様や、暇を持て余している夏休み中のゲロウンコ茶漬け以下の学生共は視聴されてみてはいかがでしょうか。
ん?
「復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ、ヴァンさん」
(ガン×ソードファンが滅びる音)
PSO2 ソフビドラゴン編
なんかブログが流行っているので、私も作ってみました。
内容は趣味に関することが主になると思います。
多分1,2回くらいで飽きると思いますがよろしくお願いします。
1.今回の内容
今回ブログ作成にあたり、Twitterでアンケートを取ってみたところ
という結果になったので、PSO2について紹介していこうと思います。
しかしながらPSO2を語るとどうしても運営批判になってしまうので、今回はPSO2のとあるレイドボスについて語っていきます。
2.紹介するレイドボス
というわけで今回紹介するのはEP5の目玉モンスターであるエリュトロンドラゴン(通称:ソフビドラゴン、クエントオオトカゲ)です。
見てくだっさい!
カッコイイだろー!(SKI)
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
3.ソフビドラゴンの特徴
見た目は正統派なドラゴンですが、とんでもないクソ挙動をしてきます。
モンハンで例えるとミラ系の体躯でナルガの動きをしてくる感じで、バルカンよろしく隕石まで降らせてきます。
ここまでモンハンをリスペクトする意味がわからないのですが、尻尾が壁に埋まって攻撃出来なくなる時があります。
は?
そしてなんとこのドラゴン喋ります。
ケス!ジャマダァ!コロスゥ!コロスゥ!と言った今時小学生でも言わないようなセリフを吐いてきます。
CVはなんと速水奨さんです。正気か?
4.ソフビドラゴンの倒し方:前哨戦
ソフビドラゴンとは「壊城に舞う紅き邪竜」という予告とクエストトリガー(チケットみたいなもの)限定の緊急クエストで戦えます。
予告なのに緊急?と思う一般読者もいるでしょうが、これがPSO2です。
クエストが開始すると1本道で雑魚をどんどん倒していきます。ここは特に何もないです。
5.ソフビドラゴンの倒し方:前半戦
まずはソフビドラゴンの爪を12人で殴ります。ある程度のダメージが溜まるとボクソニウムソード(正式名称ラコニウムソード)が無料で3本提供されます(PSO2淫夢wikiより)
ソフビドラゴンはそのままだとめちゃくちゃ硬いので、青く光ってる部分をボクソニウムソードで柔らかくしなければいけません。
3本提供された後は胸が青く光るのでそこを柔らかくして全員で殴ります。
胸の部位破壊が完了すると、突如飛び立ち、フィールド外から攻撃してきます。レウスかな?
そこからは唐突に楽しいシューティングゲームが始まります。
これいる?????
邪竜が空へ…!とか言ってますが、イントネーションは完全に邪竜が空へ…!?です。
何驚いてんだよ、そりゃ飛ぶだろ。
シューティングゲームをクリアすると翼を壊す権利が得られるので、2回壊すまで続けます。
6.ソフビドラゴンの倒し方:後半戦
翼を2回壊すと後半戦の開始です。
後半戦になると新シュレイド城くらいの大きさのステージでナルガの動きやサマーソルトで暴れまわります。
今回青く光る部分は頭、四肢、尻尾なので、ボクソニウムソードで柔らかくしていきましょう。
部位を破壊するとダウンすることがあるので、そこで攻撃を全力で叩き込みます。
ダメージを蓄積させると最後の大技を放ってきます。喰らうと即死レベルですが大技は範囲がわかりやすいので避けるのは楽です。
大技が終わると、サービス終了が近いのか、ボクソニウムソードが全員分提供されるのでそれで殴って終わりです。
いかがですか?
こんな楽しげなレイドボスがいるPSO2をやりたくなってきたのではないでしょうか。
ソフビドラゴンはPSO2という偉大なゲームの一部に過ぎません、様々なモンスターが存在しています(面白いとは言ってない)
この先は君の目で確かめてくれ !(Vジャンプの攻略本)